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長期優良住宅を建てると後悔するのか|満足するケース、現在の補助金をZEHと比較

  • 家づくりの豆知識

長期優良住宅を建てると後悔するのか

長期優良住宅はメリットが多い一方で、「本当に建てて後悔しないのか」と不安に感じる方も少なくありません。

そこで今回は、長期優良住宅で後悔する理由と満足するケースをご紹介します。

現在の補助金事業や税の優遇制度を踏まえ、長期優良住宅とZEHの比較も行いますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

<コラムのポイント>

  • ・長期優良住宅は、住宅性能向上による建築費増加、着工前の申請による工期の長期化などが理由で後悔する方もいます。
  • ・補助金や優遇制度を最大限に活用できた方や、住み心地に満足している方が多いのも事実です。
  • ・長期優良住宅やZEHなど幅広い住宅に対応できる住宅会社に相談し、最適な住まいを検討することをおすすめします。

 

愛知・名古屋国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをしています。

「長期優良住宅・ZEHなどの高性能住宅」を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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長期優良住宅とは

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、次の7つの分野において国の基準を満たした、長く安心して住み続けられる住宅のことです。

  • ・劣化対策
  • ・耐震性
  • ・維持管理の容易性
  • ・省エネルギー性
  • ・居住環境
  • ・住戸面積
  • ・維持保全計画

 

すべての要件を満たすことで、地震に強く・劣化しにくく・夏冬も快適に過ごせる家としての性能が確保されます。

長期優良住宅の申請には設計段階での手続きが必要で、認定を受けられると税控除などさまざまな優遇を受けられるのが特徴です。

 

長期優良住宅の要件にも含まれる「耐震等級」については、こちらのコラムで解説しております。

▷関連コラム:耐震等級3は後悔するのか|耐震等級1・2でも十分と言われる理由と「耐震等級3相当」についても

 

長期優良住宅は後悔するといわれる理由とデメリット

長期優良住宅を建てて後悔

長期優良住宅の認定を受けて後悔したという意見を見かけることがあります。

想定できる理由とデメリットを確認しましょう。

 

①認定を受けるのに申請費用がかかる

長期優良住宅として認定を受けるには事前に申請が必要です。

申請費は依頼する住宅会社によって異なりますが、20~30万円程度かかるのが一般的です。

申請だけでも思ったより費用がかかり、認定を取得しなくても良かったと感じる方もいます。

 

②建築コストが上がりやすい

長期優良住宅は、さまざまな性能の向上が求められるため、建築コストが上がりやすい点にも注意が必要です。

特に標準仕様の性能が低い住宅会社では、断熱材のグレードアップ・耐震性の強化・劣化対策の追加施工などが必要になり、数十万〜数百万円の費用がかかるケースもあります。

長期優良住宅にするための費用が膨らみ、採用したい間取りや設備を諦めたという事態になり得るため、事前にコストを把握しておくことが大切です。

 

③着工までの期間が延びる

長期優良住宅は着工前に申請が必要になるため、工事が始まるまでの期間が通常よりも長くなります。

住宅会社の書類作成や自治体の審査にかかる期間にもよりますが、1カ月程度かかることが多いです。

仕事や学校の都合で入居時期を決めていたけれど、間に合わなかったと後悔するケースもあります。

 

④間取りの選択肢が狭まることがある

長期優良住宅は高い耐震性を確保する必要があるため、間取りの自由度が下がりやすい点に注意が必要です。

特に大きな吹き抜けや柱のない大空間、大開口の窓などは、耐力壁の確保が難しくなるため、採用できないケースも少なくありません。

ただし、構造計算や構造・間取りの工夫によって実現できる場合もあるため、住宅会社の高い設計力が求められます。

 

⑤維持管理・点検の義務が重い

入居後の定期的な点検と維持管理も、長期優良住宅の条件のひとつです。

点検内容や修繕の記録は10年間保管する必要があり、自治体によっては報告書の提出を求められる場合もあります。

しっかりとメンテナンスを管理できる一方で、手間がかかると感じる方も多いです。

 

⑥リフォーム・増改築に制約がある

長期優良住宅は、大規模なリフォームや増改築に制約がある点にも注意が必要です。

間取り変更によって耐力壁が減ったり構造バランスが崩れたりすると、認定基準である耐震性を満たせなくなるため、希望の工事ができないケースもあります。

認定を維持したまま増改築を行う場合は、再申請が必要になることもあるため、新築時に将来を見据えた間取りを取り入れるのがポイントです。

 

⑦売却時に評価されないことがある

一般的に長期優良住宅は、耐震性や断熱性などの性能が証明されているため、売却時の付加価値になりやすい住宅です。

しかし、中古住宅市場では買い手が性能の違いを十分に理解していない場合や、立地や築年数が優先されることも多く、思うような評価がつかないケースもあります。

そのため、売却を見据えて長期優良住宅の認定を取得したものの、期待したほどのメリットを感じられず後悔したという方も少なくありません。

 

長期優良住宅を建てて満足するケース

長期優良住宅を建てて満足

長期優良住宅の認定を取得して後悔している方がいる一方で、満足している方も多くいます。

具体的な例をご紹介しますので、認定を受けるべきか検討する際の参考になさってください。

 

①補助金額や税金の控除額が追加コストを上回った

長期優良住宅の認定を取得することで受けられる補助金や税控除が、申請費や性能向上のための追加費用を上回ったケースです。

「住宅ローン控除の控除額増加」や「固定資産税の軽減」など受けられる優遇が大きい場合、実質的な負担が軽くなります。

控除額などはシミュレーションできるため、長期優良住宅を建てて得するのかを事前に把握しておくことが大切です。

 

②最低限の費用追加で質の高い住宅に住めた

家づくりを依頼した住宅会社の標準仕様のグレードが高く、最低限の追加費用で済んだ事例です。

住宅会社によっては、標準仕様のままでも長期優良住宅の認定を受けられる家づくりをしているところもあります。

申請費のみで認定を受けることができ、大きな負担を感じなかったと満足している方も多いです。

 

③事前に工期やコストに関する説明があった

住宅会社から事前に工期やコストに関する説明があった場合、実際に着工が遅くなったり金額が高くなったりしても、満足度が高い方が多いです。

事前にスケジュールや予算を把握できていれば、想定外のトラブルと感じにくく、納得して家づくりを進められます。

長期優良住宅の認定を取得するデメリットもしっかりと説明してくれるような、信頼できる住宅会社を選ぶことが大切です。

 

④住宅性能の高さを住んでから実感できた

入居後に住宅性能の高さを身をもって体感し、長期優良住宅にして良かったと感じる方もいます。

特に日々の暮らしのなかで感じやすいのが、断熱性と気密性の高さです。

季節を問わず快適に過ごせるだけでなく、冷暖房のランニングコストが抑えられるため、目に見える形でメリットを実感できます。

 

▷関連コラム:
・夏でも涼しい家にするための暑さ対策14選|構造・性能・間取りの工夫で快適な住まいに
・冬も「暖かい家」にする12の工夫|構造・性能・設備・間取りのポイントを解説

 

⑤メンテナンス計画が明確で安心できた

長期優良住宅はメンテナンス計画が明確に定められており、その計画に沿って点検や修繕を行っていきます。

必要な時期や費用の目安が事前に分かるため、計画的に貯蓄しやすく、将来の出費に対する不安が軽減されたと満足する方は多いです。

また、計画的にメンテナンスを続けることで建物の状態が良好に保たれ、大規模な修繕を避けられたというケースも珍しくありません。

 

⑥間取りの制約が思ったよりなかった

間取りの制約が思ったよりも少なく、理想のプランが採用できたと満足する方もいます。

長期優良住宅でも、設計力の高い住宅会社であれば、耐震性を確保しながら理想の間取りを実現できるケースは多いです。

制約があっても代替案を提示してくれる会社なら、納得して家づくりを進めやすくなります。

 

⑦住宅会社のサポートが手厚くて負担を感じなかった

申請にかかる手続きをすべて住宅会社が行ってくれたため、負担に感じなかったという意見です。

書類の準備や行政とのやり取りを任せられることで、忙しくても安心して家づくりを進められたという声も多くあります。

どこまでサポートをしてくれるのか、施主側がやることは何かを契約前に確認しておくと安心です。

 

愛知・名古屋国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに高性能な家づくりをしています。

「住み心地の良い高性能住宅」を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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【2026年最新】長期優良住宅とZEHの補助金・優遇制度の比較

長期優良住宅と比較されやすいZEH

長期優良住宅の比較対象としてZEHを検討する方は多いです。

  • ・ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス):「消費エネルギー量」を太陽光発電などの「創エネルギー」で差し引きゼロにすることを目指した住宅

 

現在はどちらの住宅を目指した方がお得になるのか確認しましょう。

 

一覧表で比較

2026年の最新情報をもとに、長期優良住宅とZEHで差がつく主な補助金・優遇制度を比較します。

長期優良住宅 ZEH
未来エコ住宅2026事業
(補助金)
75万円 35万円
住宅ローン控除
(子育て世代の場合)
最大455万円の控除 最大409万円の控除
固定資産税の軽減期間 新築から5年間は1/2に減税 新築から3年間は1/2に減税

 

こちらの表だけを見ると、長期優良住宅の方がお得なように見えます。

 

【注意①】住宅ローン控除について

表に記載した住宅ローン控除の内容は、限度額まで住宅ローンを組み、多くの所得税や住民税を収めている方に対して控除される最大額を記載しています。

実際には、借入額が3,500万円以下の場合、長期優良住宅もZEHもトータルの控除額は完全に同額です。

 

【注意②】自治体の補助金について

太陽光発電システムや蓄電池、HEMSに対する補助事業を実施している自治体も増えています。

ZEHではこれらの設備を採用するケースが多いため、自治体の補助金を併用することで、補助額の上乗せが可能です。

参考:令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助|名古屋市

 

【注意③】建築費用について

長期優良住宅は省エネ性能に加えて、耐震性や劣化対策など、幅広い性能の向上が求められます。

そのため、ZEHと比べて建築費用がかかるケースも珍しくありません。

住宅会社によって建築費用が異なるため、慎重に検討することが大切です。

 

ここまでの内容を総合的に加味すると、長期優良住宅とZEHはどちらが得をするか一概には言えません。

表に記載された情報だけを見ると、長期優良住宅の方がお得ですが、実際にはZEHの方がメリットが大きくなる可能性もあります。

こちらの動画でわかりやすく解説していますので、ぜひ内容をご覧ください。

▷関連動画:【2026年】前言撤回させて下さい。ZEHと長期優良住宅どっちが得?知らないと数百万円損します!

 

まとめ

長期優良住宅は、初期費用の高さや工期の長さから、採用しなければ良かったと後悔する方もいます。

一方で、優遇制度を最大限に利用して得をしたケースや、住み心地に満足している方も多いです。

幅広い住宅に対応できる、標準仕様の性能が高い住宅会社に相談し、家づくりの考え方に合う住まいを提案してもらいましょう。

 

国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。

60年以上にわたり愛知県で家づくりを続けてきた弊社に、ぜひお気軽にご相談ください。

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監修者情報

国松工務店編集部
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