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外から見えない家の外観・間取り実例6選|プライバシー性を高める10の工夫ポイント

  • 外観

外から見えない家

 

「外から見えない家」を建てることで、道路や隣家からの目線が気にならない暮らしを送ることができます。

プライバシー性を高めた住まいなら、人・車通りの多い時間帯でも、気にせずゆったりとくつろげますよね。

 

そこで今回は、外から見えない家の外観・間取り実例をご紹介します。

プライバシー性を向上させる窓や建物形状の工夫も解説しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。

 

<コラムのポイント>

  • ・外から見えない家は、防犯性やプライバシー性を高め、住まいの居心地をより良くすることができます。
  • ・窓の大きさや位置、建物形状の工夫などで外から見えにくい家をつくることが可能です。
  • ・敷地の状況を考慮して設計してくれる、提案力のある住宅会社に家づくりを依頼しましょう。

 

国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。

プライバシー性を高めた快適な暮らしが送れる住まいをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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外から見えない家の魅力

窓がない家

▷施工事例:愛知県名古屋市の狭小住宅

 

外から見えない家の魅力をご紹介します。

 

プライバシーが保てる

道路や隣家から家の中が見えないことで、プライバシーを確保できます。

カーテンついていても、外からの視線が気になる家では、気付かぬうちにストレスが溜まります。

外から見えない家なら、好きなタイミングでやりたいことができますし、洗濯物を干しても目線が気になりません。

 

防犯性を高めることができる

外から見えない家は、防犯性を高める効果もあります。

なぜなら、ご家族のライフスタイルや在宅・不在なのかが、外からは分かりにくいからです。

空き巣などの不審者は、事前に下見をして侵入する家を決めるケースがほとんどのため、生活の様子が分からない家は狙われにくくなります。

 

よりマイホームでゆったりとくつろげる

外から見えない家では、マイホームでゆったりとくつろぐことができます。

リビングなどが道路沿いにあり、屋外からの視線や音が気になると、中々落ち着く空間にはなりません。

外から目隠しされた部屋なら、家族だけのプライベート時間をより満喫できるはずです。

 

外構費用の削減につながる

外から見えない家をつくることで、外構費用の削減につながることがあります。

なぜなら、建物だけでプライバシー対策ができるため、背の高い目隠しフェンスや塀などが不要になるからです。

敷地を仕切らない「オープン外構」を採用する場合にも、外から見えない家なら目線対策ができます。

 

外から見えない家の外観・間取り実例選

外から見えない家の外観・間取り実例をご紹介します。

 

①道路面に窓がない家

窓がない家

 

道路面に窓がないシンプルモダンな外観です。

窓がないと道路から家の中の様子が分からないため、人・車通りが多い敷地でもプライバシーを確保できます。

 

道路面ではなく、日当たりが良くて目線が気になりにくい方角に大きな窓を付けました。

 

明るいリビング

 

幅広の掃き出し窓からたっぷりと日差しが入る、明るく開放的なLDKです。

▷施工事例:心落ち着く和室空間がある家

 

②玄関前の大きな壁で目隠しした家

壁で目隠し

 

玄関前に二階まで隠れる背の高い壁をつくった事例です。

壁をつくることによって玄関位置が分かりにくくなり、外出・帰宅時にドアを開けても家の中を見られません。

 

大きな吹き抜けがあり、二方向から明るい日差しが入ります。

 

開放的なリビング

 

目線が気になる1階は大きな窓をつけず、上から光をたっぷりと取り入れて明るい空間をつくりました。

▷施工事例:吹抜けのあるリビングダイニングで家族団らん

▷関連コラム:吹き抜けがある二階建てのおしゃれな間取り実例|暑い・寒いに対する解決策も

 

③インナーテラス・バルコニーで隣家からの目線を対策

大きな窓がない家

 

道路側は1階の窓を極力なくし、目線を遮れるようにしました。

玄関ドアを側面に施工して、開けたときに家の中が見えないように工夫しています。

 

大きな窓がある南側は、隣家からの目線を遮れるように、インナーバルコニー・テラスをつくりました。

 

奥行きがある間取り

 

壁と屋根で囲まれたバルコニーやテラスがあると視線を遮れるため、室内の様子が分かりにくくなります。

▷施工事例:光が差し込む小窓がたくさんある家

 

④奥まった敷地にひっそりとたたずむ家

奥まった立地の家

 

奥まった立地の土地を選び、道路からの見えにくい家を実現した事例です。

道路面には大きな窓を付けず、外構にアイキャッチポイントをつくることで、庭へ目線が集まるようにしています。

 

住宅密集地のため、隣家からの目線も考慮して、高窓や吹き抜けの窓を採用しました。

 

大きな吹き抜け

 

白の壁紙やドア、吹き抜けやスケルトン階段などの工夫で、1階に窓がほとんどなくても開放的な空間を実現しました。

▷施工事例:明るく開放的な吹抜けリビング

 

⑤二階リビングの家

オープンガレージがある家

 

オープンガレージがある住まいです。

駐車していれば1階の窓は見えにくくなるため、窓から家の中が見えることはありません。

 

メインの生活スペースは二階に配置しました。

 

二階リビングの家

 

二階リビングは、大きな窓をつけても目線が届きにくく、プライバシーを確保しやすいです。

▷施工事例:木のぬくもりと光あふれる家

 

⑥ビルトインガレージ・インナーバルコニーがある家

ビルトインガレージ

 

ビルトインガレージがある住まいです。

シャッターを閉めれば、家の中が見えなくなり、防犯性やプライバシー性を高めることができます。

 

二階にあるリビングは、インナーバルコニーに面しているため、大きな窓が道路面にあっても目線が気になりません。

 

インナーバルコニーがある家

 

バルコニーは腰壁を高くして、プライベートな時間を楽しむことができるアウトドアリビングをつくりました。

▷施工事例:狭小地に建つガレージハウス

▷関連コラム:二階建てガレージハウスの間取り・外観実例|一階にガレージがある家の魅力と注意点

 

施工事例

▷国松工務店の施工事例はこちらから

プライバシー性が高い「外から見えない家」を実現する10の工夫ポイント

外から見えない家の工夫ポイント

▷施工事例:明るく開放的な吹抜けリビング

 

プライバシー性を確保するためにポイントとなる、窓・建物形状・間取り・敷地の工夫をご紹介します。

 

【窓】完全に目線を遮りたいなら道路側に窓をつけない

完全に目線を遮りたいなら、道路側に窓をつけないことをおすすめします。

窓にカーテンや型ガラスを採用しても、人のシルエットなどが見えてしまうことがあるからです。

ただし、道路付けの方角によっては、採光を確保する窓をつけた方がいいケースもあります。

その場合は、外構で目隠しフェンスを取り入れるなどの工夫をしてみてくださいね。

 

【窓】高さ・大きさを工夫する

道路や隣家からの目線を考慮して、窓の高さや大きさを工夫しましょう。

高窓や吹き抜けの窓など、高い位置の窓の方が家の中は見えづらいです。

また、大きな掃き出し窓よりも縦長や横長の窓の方が目線を遮ることができます。

敷地に合わせた窓選びをして、プライバシーを保ちつつ、日当たりも確保しましょう。

 

【建物形状】壁で道路・隣地の目隠しをつくる

窓の前に壁をつくったり、空間を凹ませて袖壁を出したりするなど、建物形状の工夫で目隠しをつくることもできます。

壁は外観のアクセントになるため、デザイン性を高めたいときにもおすすめです。

ただし、壁は圧迫感や閉塞感が出やすいため、室内側から見たときの景観を想定して採用しましょう。

 

【建物形状】バルコニーの腰壁を高くする

バルコニーの腰壁を高くすることで、二階の部屋を目隠しできます。

さらに、屋根がかかっているインナーバルコニーや奥行きのある空間にすれば、より目線を通りにくくすることが可能です。

バルコニーをアウトドアリビングにするときにも、採用をおすすめします。

 

【間取り】道路面に玄関ドアをつけない

道路面に玄関ドアをつけなければ、開け閉めの際に室内を見られることがありません。

玄関ドアの前に目隠しの壁を立てたり、玄関の位置はそのままでドアの向きを変更したりする方法があります。

人・車通りの多い土地の場合は、特に意識してみましょう。

 

【間取り】二階リビングを採用する

二階にメインの居住スペースを採用することで、外から見られにくい家をつくることができます。

二階は一階に比べて視線が届きにくいため、大きな窓が採用しやすくなります。

ただし、階段の往復が多くなるなどのデメリットがあるため、暮らしやすい動線を考えるなどの対策が必要です。

 

【間取り】室内で洗濯を完結できる間取りにする

室内で洗濯を完結できる間取りにすれば、洗濯物を外から見られません。

具体的には、室内干し空間や乾燥機を導入するなどの方法があります。

外干ししない暮らしが実現できれば、天候に左右されることもないですし、プライバシー性や防犯性を高めることも可能です。

 

【間取り】壁に囲まれた中庭をつくる

壁に囲まれた中庭がある家なら、室内だけでなく庭も外から見えなくなります。

庭への目線が気にならなければ、屋外でゆったりとくつろげるテラススペースを採用しやすいです。

中庭は室内との行き来がしやすいため、庭の使い勝手を高めたい方にもおすすめします。

 

【敷地】外構にアイキャッチポイントをつくる

外構にアイキャッチポイントをつくることで、建物よりも庭に目線を向けることができます。

植栽を採用したり門壁や門柱をつくったりして、目隠しとして活用するなどの方法も効果的です。

夜間は照明を活用して、外構のアイキャッチポイントを目立たせてみてくださいね。

 

【敷地】外から見えにくい敷地を選ぶ

外から見えにくい敷地を選ぶこともポイントの1つです。

旗竿地のような奥まった立地なら、道路からの目線を遮りやすくなります。

また、北道路の土地なら、道路面に窓のない建物を設計しやすいです。

土地探しの際には、プライバシー性を確保できる立地かという点も、考慮してみてくださいね。

 

まとめ

外から見えない家は、プライバシー性や防犯性を高めることができ、より快適な暮らしを送ることができます。

窓の配置や建物形状、間取りなどに様々なアイデアを取り入れ、室内への目線を遮れるように工夫してみてくださいね。

また、設計力や提案力のある住宅会社に家づくりを依頼し、敷地の特徴を考慮した住まいをつくってもらうことも大切です。

 

国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。

土地探しからサポートし、お客様の理想の住まいを実現いたしますので、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

国松工務店編集部
国松工務店編集部
国松工務店では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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