屋根をかけた玄関ポーチのおしゃれな施工事例8選|種類や快適性を高めるためのポイントも解説
玄関ポーチの上には屋根をかけ、雨水を防げるようにすることが一般的ですが、屋根の種類やデザイン性は建物によって様々です。
そこで今回は、屋根をかけた玄関ポーチのおしゃれな施工事例をご紹介します。
屋根の種類や玄関ポーチの快適性を高めるポイントも解説しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。
<コラムのポイント>
- ・玄関ポーチの屋根には、庇や下屋、凹凸をつけて屋根をつけるなど様々なバリエーションがあります。
- ・屋根の種類や形状にこだわることで、外観デザインのアクセントにすることも可能です。
- ・屋根のサイズや外構とのつながりなども検討しながら提案してくれる住宅会社に依頼し、おしゃれで快適な玄関ポーチを実現しましょう。
愛知・名古屋の国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。
玄関周りのデザインにこだわった外観を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
玄関ポーチにかける屋根の種類
玄関ポーチにかける屋根の種類について解説します。
①庇をかける
玄関ポーチの上に庇をつける方法です。
庇とは、外壁に施工する独立した小さな屋根のことを指します。
コンパクトな玄関ポーチや玄関周りのデザインをすっきりさせたい場合におすすめです。
②下屋をかける
玄関ポーチの上に下屋をかける方法もあります。
下屋(げや)とは、建物のメインとなる屋根よりも低い位置に取り付けられる屋根のことです。
独立した屋根ですが、庇よりも存在感があるため、玄関ポーチのデザインを高めるアクセントになります。
③建物を凹ませて屋根をつくる
建物の一部を凹ませて屋根をつくる方法です。
屋根が建物より出っ張ることがないため、スタイリッシュな印象を与えることができます。
すっきりとしたシンプルモダンテイストの外観デザインに採用されるケースが多いです。
▷関連コラム:【シンプルモダンの外観】おしゃれな施工例とデザインを高める6つのコツ
④バルコニーをかける
玄関ポーチの上にバルコニーをつくり、屋根をかける方法です。
バルコニーと屋根を兼ねることで、限られた敷地でもスペースを有効活用できます。
建物からバルコニーがせり出すデザインになるため、外観に立体感が生まれる点も特徴です。
愛知・名古屋の国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、1棟ずつ丁寧に設計することを心掛けております。
外観デザインや玄関ポーチの使い方に合わせた、様々な種類の屋根に対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
玄関ポーチにかける屋根のおしゃれな施工事例8選
玄関ポーチにおしゃれな屋根をかけた住まいの施工事例をご紹介します。
①斜めの壁に囲まれたコンパクトな下屋
平屋の住まいにコンパクトな下屋を設けた事例です。
袖壁を斜めにすることで、シンプルな玄関ポーチにデザイン性をプラスしました。
黒の屋根材を選んでサッシや手すりとの統一感を持たせ、グレーの外壁とメリハリをつけています。
②玄関周りに凹凸をつけて下屋をかけた家
玄関周りに凹凸をつけて下屋をかけた事例です。
メインの建物に箱をつけたようなデザインにすることで、存在感のある玄関をつくることができます。
玄関ポーチの壁と軒天とをグレーにして、アクセントカラーを取り入れました。
▷関連コラム:グレーの外観のデザイン性を高める5つのポイント|おしゃれな事例写真や内装についても
③存在感のない庇で建物形状を強調
外観の美しさを保つために、シンプルな庇を採用した事例です。
デザイン性の高い真四角な建物の場合、玄関周りだけに凹凸をつけると見た目のバランスが悪くなります。
そこで、玄関ポーチの屋根に庇を採用し、真四角の建物形状が強調されるようにしました。
▷関連コラム:【総二階の外観】モダンでかっこいい実例6選|おしゃれに仕上げるコツも
④ガレージまでつながる下屋がある玄関
ビルトインガレージまでつながる下屋を採用した玄関ポーチです。
下屋の構造材を見せることで、かっこいい雰囲気の中に柔らかさをプラスしています。
ビルトインガレージと玄関ポーチを一体化させた屋根があるため、玄関と車を行き来する際も雨に濡れず快適です。
⑤玄関ポーチと屋根を隠す壁がある家
メインの建物の前に大きな壁がある個性的なデザインの住まいです。
建物正面から見ると、屋根だけでなく玄関ポーチの位置すら分かりません。
横から見ると、壁の裏側に玄関ポーチを配置して屋根をかけていることがわかります。
屋根を壁より低く設計したことで、玄関ポーチ全体を目隠ししたすっきりとしたデザインが実現し、プライバシー性も確保されました。
⑥ルーフバルコニーを屋根にした玄関ポーチ
玄関ポーチの上をルーフバルコニーにして屋根をかけた事例です。
ルーフバルコニーとは外に出ることを目的としないバルコニーで、下屋の代わりとして採用されることがあります。
垂れ壁をアーチにして、フレンチスタイルの外観に合うデザインに仕上げました。
⑦三角屋根の下屋が可愛い玄関ポーチ
三角屋根の下屋を採用した、可愛らしい雰囲気の玄関ポーチです。
メインの屋根と形状や勾配をそろえることで、バランスの良いまとまりある外観デザインに仕上げました。
上部は吹き抜けにして、玄関ポーチに立ったときの圧迫感を軽減させています。
⑧クリア素材の庇で開放的な玄関ポーチに
クリア素材の庇を採用し、玄関ポーチの開放感を高めた事例です。
壁に囲まれているコンパクトな玄関ポーチで、隣家との距離も近いため、一般的な屋根では暗さが気になる状態でした。
光を通す庇によって日差しを取り入れられるようになり、圧迫感のない明るい玄関ポーチに仕上げています。
玄関ポーチを快適にする屋根の工夫ポイント
玄関ポーチの快適性を高めるために取り入れたい、屋根の工夫をご紹介します。
①奥行きを深くして雨が吹き込みにくくする
玄関ポーチの奥行きを深くし、屋根の軒を長くする方法です。
玄関ドア付近まで雨が吹き込みにくくなり、鍵を開け閉めする際に濡れるのを防ぐことができます。
また、家族全員で帰宅したときや複数人の来客があったタイミングでも、全員が屋根の下に入れるため快適です。
②幅広い玄関ポーチ全体に屋根をかける
玄関ポーチを横長にして、空間全体に屋根をかける方法です。
日常的に使う自転車なども置けるスペースがあるため、専用の駐輪場が必要ありません。
また、置き配を指定した場合でも、多少の雨なら防ぐことができます。
③木目の軒天で明るさをプラスする
真っ黒な外壁に木目の軒天を採用し、明るさをプラスする方法です。
軒天とは、屋根の裏側に施工される天井部分のことで、玄関ポーチの印象を大きく左右します。
暗い色の外壁の場合、軒天も暗いと閉塞感や圧迫感が出やすいですが、木目や白などを採用することで印象を変えることが可能です。
④カーポートと屋根を近づけて外構とのつながりをつくる
玄関ポーチだけでなく、外構にも屋根を設けることで快適性を高めることができます。
こちらの住まいは、建物のすぐ近くに大型のカーポートを設けた事例です。
カーポートと玄関ポーチが隣接しているため、玄関と車を行き来する際にほとんど濡れません。
まとめ
玄関ポーチには屋根をかけることで、雨除けや日除けになるだけになく、外観のデザイン性にも関係します。
建物形状や外観デザインに合う屋根の種類を選び、おしゃれで快適な玄関ポーチを採用しましょう。
周辺環境や外構とのつながりを意識した玄関ポーチを提案してくれるような、実績豊富な住宅会社への相談をおすすめします。
国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。
60年以上にわたり愛知県で家づくりを続けてきた弊社に、ぜひお気軽にご相談ください。
監修者情報

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国松工務店では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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