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吹き抜けがある二階建てのおしゃれな間取り実例|暑い・寒いに対する解決策も

  • 間取り

吹き抜けがある二階建てのおしゃれな間取り実例

 

二階建ての注文住宅を建てるなら、高さを活かした「吹き抜け」の間取りを採用したいという方もいますよね。

一階・二階がつながる吹き抜けをつくることで、明るく開放的な空間づくりが可能です。

 

そこで今回は、吹き抜けがある二階建てのおしゃれな間取り実例をご紹介します。

二階建てに吹き抜けを採用するメリット・デメリット、暑さや寒さに対する解決策も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

<コラムのポイント>

  • 二階建ての吹き抜けは、開放的でおしゃれな内装を採用しやすく、日当たりを確保できるなどのメリットがあります。
  • ・吹き抜けがある二階建ての家は、暑さ・寒さを感じやすかったり、音・ニオイが気になったりする点がデメリットです。
  • ・デメリットに対する解決策を取り入れ、おしゃれな吹き抜けがある二階建てのマイホームを建てましょう。

 

二階建てに吹き抜けをつくるメリット

二階建ての吹き抜け

▷施工事例:光が溢れる心地よい家

二階建てに吹き抜けの間取りを取り入れるメリットをご紹介します。

 

①開放感のある間取りになる

吹き抜けを採用することで、縦方向の広がりをつくることができるため、開放感のある間取りになります。

リビングや玄関がコンパクトでも、吹き抜けがあると畳数以上の広さを感じるケースも多いです。

ゆったりとした開放的な空間をつくりたいなら、二階建ての高さを活かした吹き抜けを取り入れてみましょう。

 

②日当たりを確保できる

二階建てに吹き抜けを採用することで、日当たりの良い空間づくりができます。

例えば、住宅密集地で日当たりが悪い場合、一階の部屋は窓から日差しが取り込めなくて暗くなりがちです。

そこで、吹き抜けをつくって高い位置に窓を施工することで、一階にも明るい日差しが届くようになります。

 

こちらの事例は、一階の日当たりを確保しにくい住まいに吹き抜けを採用した事例です。

二階建ての玄関の吹き抜け

▷施工事例:木のぬくもりと光あふれる家

階段を吹き抜けにして、大きな窓をつけることで明るい玄関をつくることができました。

 

③内装のデザイン性が高まる

二階建てに吹き抜けを採用することで、内装のデザイン性が高まります。

具体的には、次のようなアイデアによって吹き抜けをおしゃれに仕上げることが可能です。

 

  • ・大きな窓をつけてアクセントにする
  • ・おしゃれなペンダントライトを吊り下げる
  • ・デザイン性の高いシーリングファンを採用する
  • ・吹き抜けの部分だけ天井を板張りにする
  • ・高さのある壁を活かしてアクセントクロスなどを取り入れる

 

吹き抜けを採用することで、内装のバリエーションが増えますので、お好みのデザインを採用してみてくださいね。

デザインにこだわった吹き抜けの内装事例は、後ほどご紹介します。

 

④別の階にいてもコミュニケーションが取りやすい

吹き抜けがあると、家族が別の階にいてもコミュニケーションが取りやすくなります。

間取りによっては、家族が二階の部屋に出入りする様子が見えますし、自室にいるお子さまへの声掛けもしやすいです。

 

こちらの事例では、一階と二階につながりを感じられる吹き抜けを取り入れた事例です。

二階とつながりがある吹き抜け

▷施工事例:スケルトン階段×窓

二階のホールに腰壁をつくらず、線の細い手すりを採用することで、目線が通るようにしました。

リビングから二階の部屋にいるご家族へも声が届きやすい間取りです。

 

⑤家全体の空気が循環しやすい

吹き抜けをつくることで、一階・二階につながりが生まれて家全体の空気が循環しやすくなります。

全館空調などの場合、空気の流れを止めない間取りを採用することが、冷暖房効率を高めるポイントです。

吹き抜けの天井にシーリングファンをつけることで、より効率的に空気の流れをつくることが可能ですので取り入れてみてくださいね。

 

二階建てに吹き抜けをつくるデメリット

二階建ての吹き抜けのデメリット

 

二階建てに吹き抜けをつくるデメリットも理解しておきましょう。

 

①冷暖房効率が下がるケースがある

二階建てに吹き抜けをつくることで、冷暖房効率が下がるケースもあります。

なぜなら、冷たい空気は下降する性質があるため、暖房されていない二階の冷たい空気が吹き抜けを通じて一階に降りてくるからです。

 

LDKに吹き抜けを採用したら、一階をエアコンで冷暖房しても全然快適にならなかったという意見もあります。

吹き抜けの暑さ・寒さ対策は後ほどご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

②二階の床面積が減る

吹き抜けをつくることで二階の床面積が減るため、希望する部屋数や広さが確保できないケースもあります。

二階に必要な部屋数や畳数、吹き抜けの優先度などを考えながら間取りを決めることがポイントです。

コンパクトな吹き抜けでも、窓の大きさなどで開放感を出すことはできますので、全体のバランスを見て広さを検討しましょう。

 

③音・ニオイなどが気になる

吹き抜けをつくることで、音やニオイが気になりやすい点もデメリットです。

具体例をご紹介します。

 

  • ・鍋や焼き肉をしたら二階までニオイが充満した
  • ・一階の生活音が気になって二階の寝室で寝られない
  • ・二階で子供が遊んでいる音が一階のリビングに響く

 

二階の各居室にはドアをつけてニオイや音対策をしたり、寝室や子供部屋を吹き抜けから離したりするなどの工夫を取り入れてみてくださいね。

 

④掃除がしにくい

掃除がしにくい点も吹き抜けのデメリットです。

吹き抜けの窓や照明は高い位置に施工することが多いため、手が届かなくて掃除ができていないという方も少なくありません。

 

ただし、間取りの工夫次第では柄の長いモップで掃除できる距離に窓や照明を配置することもできます。

ご自身での掃除が難しい場合は、業者に依頼するなどの対応も検討しましょう。

 

国松工務店では、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをご提案しております。

高気密高断熱住宅や効率的な換気システムを採用した家づくりをしておりますので、吹き抜けのデメリット対策もお任せください。

 

▷国松工務店の「3つの高性能」について

▷国松工務店へのお問い合わせ・資料請求はこちら

 

 

「二階建て+吹き抜け」のおしゃれな間取り実例

二階建てに吹き抜けを取り入れたおしゃれな間取り実例をご紹介します。

 

大きな窓とペンダントライトがおしゃれな吹き抜け

二階建ての大きな吹き抜け

 

家の角に吹き抜けをつくり、二面に大きな窓をつけた二階建ての事例です。

窓の間にはアクセントの壁を取り入れ、高級感のあるリビングの内装に仕上げました。

 

デザイン性の高い球体のペンダントライトを採用した点もポイントです。

 

吹き抜けのおしゃれなペンダントライト

 

内装のテイストに合うエレガントなデザインの照明を選びました。

吹き抜けの窓は二階の床から天井までの高さがあるため、外の景色を存分に楽しむことができます。

 

▷施工事例:豊かな空間・光あるれる空間

 

実用性も考えたコンパクトな吹き抜けがある二階建て

コンパクトな二階建ての吹き抜け

 

リビング階段の周辺にコンパクトな吹き抜けを採用した二階建ての事例です。

木目調のスケルトン階段に白い手すりを組み合わせ、ナチュラルかつシンプルなデザインにコーディネートしました。

窓を掃除しやすい位置につけたり、階段下も有効活用できるよう照明やコンセントなどを取り入れたりするなど、実用性にもこだわっています。

 

▷施工事例:明るく開放的な吹抜けリビング

 

「吹き抜け×白」で明るく開放的な二階建てに

吹き抜けがある真っ白なLDK

 

真っ白な内装に吹き抜けを取り入れた二階建ての住まいです。

空間に対して白を多く配色することで明るく感じやすく、さらに吹き抜けもつけることで広さや開放感もある内装に仕上げることができます。

 

▷施工事例:黒の外壁に内装は白で清潔感を

 

吹き抜けがあるフレンチテイストの二階建て

フレンチスタイルの吹き抜け

 

フレンチテイストの住まいに、大きな吹き抜けを採用した事例です。

窓・照明のデザイン、空間の形状にこだわることで、エレガントで可愛らしい空間をつくりあげました。

光沢感のある白い床を採用したため、吹き抜けの窓からの日差しを反射して、空間全体をより明るく感じさせることができます。

 

▷施工事例:かわいいフレンチスタイルの家

 

スケルトン階段が主役の吹き抜け

 

広々とした吹き抜けに、存在感のあるスケルトン階段を採用した二階建ての住まいです。

モダンな内装デザインにマッチするよう、細長い窓やモノトーンカラーの内装材を選びました。

 

▷施工事例:スケルトン階段×窓

 

吹き抜けでコンパクトでも開放的な玄関に

 

玄関に吹き抜けを採用した二階建ての事例です。

吹き抜けとスケルトン階段を組み合わせることで、コンパクトでも広く感じる玄関に仕上がりました。

階段下に玄関収納を置いたり靴を脱ぎ履きできる空間をつくったりして、空間を有効活用しています。

 

▷施工事例:キッチンカウンター下収納をおしゃれに活用

 

施工事例

▷国松工務店の施工事例はこちらから

 

吹き抜けがある二階建ての「暑い・寒い」に対する解決策

暑さ・寒さ対策をした吹き抜け

▷施工事例:光が差し込む小窓がたくさんある家

 

デメリットでもご紹介した通り、吹き抜けがある二階建ての住まいでは、冷暖房効率が下がったり「暑い・寒い」と感じたりするケースもあります。

しかし、新築時に対策することで、吹き抜けがあっても快適な家にすることは可能です。

 

家づくりの際に、次のような対策を取り入れてみましょう。

 

①高気密高断熱住宅を建てる
②サッシの性能を高める
③吹き抜けをFIX窓にする
④熱交換型換気システムを取り入れる
⑤シーリングファンを施工する
⑥日当たりが良い方角に窓を位置につける
⑦吹き抜けの窓にカーテン・ロールスクリーンをつける
⑧エアコンは対応している畳数と設置位置に注意する
⑨床面から暖める器具を採用する
⑩扉や室内窓で仕切れるようにして暖房する空間を限定させる

 

 

家自体の断熱・気密性能を高めたり、設備や間取りを工夫したりすることがポイントです。

詳しい内容はこちらのコラムをチェックしてみてくださいね。

▷関連コラム:「吹き抜けの家は寒い」と後悔する理由|家づくりで取り入れるべき寒さ対策10選

 

まとめ

二階建てに吹き抜けの間取りを採用することで、開放的でおしゃれな住まいを実現できます。

住宅の性能や設備、間取りの工夫などによって吹き抜けのデメリットを対策し、暮らしやすさにもこだわることがポイントです。

 

おしゃれで暮らしやすい吹き抜けのある二階建てを建てたいなら、高気密高断熱な家づくりをしていて、デザイン力や提案力のある住宅会社に相談してみてくださいね。

 

国松工務店では、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをご提案しております。

高気密高断熱な家づくりで「吹き抜けがあっても快適な家」を実現可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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監修者情報

国松工務店編集部
国松工務店編集部
国松工務店では、「家族の数だけ住まい方がある」という考えのもと、施主さんの趣味や価値観、生活スタイル、将来のライフブランまでをヒアリング。未来を見据えた理想の暮らしを提案するため、建築家が土地の環境を確認したうえで設計しています。
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