「黒い家」の魅力を引き出すおしゃれな外観デザイン|木目・グレー外壁を使った事例も

黒い家はスタイリッシュでモダンな雰囲気が特長で、建物形状や組み合わせる色によって、より魅力的な外観にすることが可能です。
そこで今回は、黒い家のおしゃれな外観の施工事例をご紹介します。
黒い家で採用される外壁の特徴や注意点、外構や内装のポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
<コラムのポイント>
- ・黒い家は、かっこいい「モダン」やスタイリッシュな「シンプル」なスタイルとの相性が良い外観デザインです。
- ・木目・グレー・白の外壁と組み合わせたデザインが人気で、黒い家に柔らかさや温かみをプラスできます。
- ・黒い家のデメリットを対策したうえで、理想のデザインを実現してくれる実績豊富な住宅会社への相談をおすすめします。
愛知・名古屋の国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。
「デザイン性の高い黒い家」を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【施工事例】黒い家のおしゃれな外観デザイン
黒い外壁を採用したおしゃれな外観の施工事例をご紹介します。
①シンプルモダンな黒の家

外壁・玄関タイル・サッシを黒で統一したシンプルモダンな外観です。
1階・2階に縦長の窓をバランスよく配置し、外観のアクセントにしました。
壁にポストをつけ、建物形状の凹みに植栽をレイアウトすることで、コンパクトな敷地でも駐車スペースを確保できています。
②サッシとドアがアクセントの黒い外観

黒いガルバリウム鋼板の外壁に、ブラウンのサッシと玄関ドアを合わせた外観です。
キューブ型の直線的な建物形状に合わせ、2階の窓の横ラインを揃えています。
黒い外壁の存在感を活かし、シンプルながら目を引くデザインに仕上げました。
③重厚感のあるシャッター付きガレージハウス

黒い2種類の外壁材を採用したガレージハウスの事例です。
アクセントの外壁は建物の正面に限定させることで、費用を抑えることにもつながります。
四角い形状と大きなシャッターによって、重厚感のあるかっこいいデザインになりました。
▷関連コラム:二階建てガレージハウスの間取り・外観実例|一階にガレージがある家の魅力と注意点
④バルコニーの木目がおしゃれな黒い家

バルコニーに木目を取り入れたシンプルモダンな外観です。
窓やバルコニーを囲むように外壁に凹凸をつけ、外観の立体感を演出しました。
外構にはグレージュ系のブロックフェンス、赤のポストなどを採用し、外観とのメリハリをつけています。
⑤黒いキューブ型の3階建ての家

シンプルな四角い形状を採用した3階建ての黒い家です。
各階で窓の大きさと位置をそろえ、スタイリッシュな印象を強めています。
オープンガレージは正面の壁と軒天に木製外壁を採用し、建物の高さによる圧迫感を和らげ、素材のコントラストが際立つデザインに仕上げました。
⑥「黒×木目」で立体感を表現した外観デザイン

黒と木目の外壁を凹凸に合わせて張り分けた住まいです。
建物形状や窓はシンプルでかっこいいですが、木目の外壁を手前側にして印象を強め、温かみのある雰囲気をプラスしました。
建物前に建つ木目の壁はアクセントだけでなく、玄関ポーチの目隠しになるため、住まいのプライバシー性も高まります。
⑦グレーのアクセントで黒の魅力を引き立てた外観

黒のガルバリウム鋼板の素材感が際立つシンプルモダンな外観です。
玄関周りを張り出して下屋をかけ、ポーチ部分の凹みにグレーのサイディングをレイアウトすることで、立体感を演出しています。
外構は砂利やコンクリート、シルバーの機能門柱でシンプルに仕上げ、建物の存在感を強めています。
⑧存在感のある黒い外壁デザイン

2階部分のデザイン外壁を主役にした、コンパクトながらも個性が際立つ外観です。
グレーの外壁・シルバーの玄関ドア・黒の機能門柱など、メインの外壁以外はシンプルでスタイリッシュなデザインを選び、全体のバランスを調整しています。
幅が広めの玄関ポーチは、植栽や自転車なども置くことができ、様々な方法で活用できる便利なスペースです。
⑨「黒×白」のツートンが美しい外観

高さの違いを活かして黒と白の外壁を張り分けた事例です。
2階部分がある面積が広い部分に白を配色することで、明るさや開放的な印象が強まります。
玄関脇に木目の格子を採用し、和や柔らかな雰囲気を取り入れ、内装デザインとの統一性を持たせました。
⑩黒い壁が際立つおしゃれな家

「白い箱」の前に「黒い壁」を立たせたような印象的な外観デザインです。
建物前面の窓は最小限にし、壁の裏側に玄関ポーチを設けることで、生活感が見えないスタイリッシュなデザインになりました。
足元からのライトアップが黒い壁を際立たせ、夜は建物全体が美しく浮かび上がります。
▷関連コラム:外から見えない家の外観・間取り実例6選|プライバシー性を高める10の工夫ポイント
⑪黒で縁取りされた白い家

建物正面に白の外壁、側面と裏面に黒の外壁を配色した住まいです。
白い家が黒で縁取られたようなデザインをつくり、全体の印象を引き締めました。
アクセントになるサッシは黒、目立たせたくない物干し金物は白にするなど、細部の色選びにもこだわっています。
黒い外壁の種類と特徴

黒い家の外壁の種類と特徴をご紹介します。
窯業系サイディング
窯業系サイディングは、柄のバリエーション豊富な外壁です。
黒の石目調や木目調などの柄を取り入れることができ、天然素材に比べてコストを抑えられます。
柄によって様々なテイストに対応できるため、他の外壁材や色との組み合わせを楽しみたい場合にもおすすめです。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板の外壁は、縦ラインの凹凸感と金属のシャープさが際立つ、スタイリッシュなデザインが魅力の外壁です。
モダンなどのかっこいいスタイルやシンプルなデザインの外観にマッチします。
また、木製外壁や塗り壁などと組み合わせることで、ナチュラルモダンや和モダンといった落ち着きのある上質な雰囲気も演出できます。
▷関連コラム:ガルバリウム鋼板がかっこいい外観の施工事例|メリット・デメリットとおしゃれにするコツも
塗り壁
塗り壁は、表面の滑らかさや柔らかな印象が魅力の外壁です。
カラーバリエーションが豊富なため、黒のトーンや色味を細かく選ぶことができます。
「手塗り」は味わい深い外観になり、「吹き付け」は滑らかな仕上がりになるなど、施工方法によって印象が異なる点も塗り壁の特徴です。
タイル
タイルは、重厚感や高級感のある外観におすすめな外壁です。
様々なサイズ・色のタイルがあり、印象の異なる黒の外壁の中から好みのデザインを選ぶことができます。
初期費用はかかりますが、耐久性やメンテナンス性に優れているため、長く美しい外観を維持したい方にもおすすめです。
黒い家の注意点と後悔しないための対策

黒い家の注意点と後悔しないための対策をご紹介します。
黒は熱を吸収しやすい
黒は熱を吸収しやすいという特徴があるため、明るい色の外壁と比べて、表面温度が高まるケースもあります。
特に熱伝導率の高い金属製のガルバリウム鋼板などの外壁は、直射日光によって温度が上昇しやすいため、夏場は注意が必要です。
外壁の温度が高まることで夏場の断熱性が下がるというデメリットもありますが、壁内の断熱材の種類や施工品質にこだわることで、十分に対策できます。
圧迫感や閉塞感が出やすい
黒い外観は、圧迫感や閉塞感が出やすい点もデメリットです。
特に、窓の少ないモダンなデザインなどは、暗さや重苦しい印象を与えることもあります。
一部の外壁や軒天に明るい色を取り入れ、大きな窓によって開放感を出すなどの対策が効果的です。
汚れや色あせが目立ちやすい
黒は汚れや色あせが比較的目立ちやすい色です。
特に、砂ぼこりや鳥のフン、雨だれなどの白系の汚れが目立ちます。
雨水で汚れを落とす「セルフクリーニング機能」を持った外壁を選び、定期的に外壁を掃除するなどの対策をおすすめします。
また、色あせが気になってきた場合は再塗装を行い、外壁の美しさと耐久性を保つことも大切です。
周辺環境によっては浮くケースも
周辺環境によっては、黒い家が浮いてしまうケースもあるため注意しましょう。
特に、昔ながらの住宅が多い場所や自然に囲まれたエリアでは、モダンな黒い家は馴染みにくいかもしれません。
木製外壁や植栽などの自然素材を採用して、ナチュラルさを取り入れることで、周囲の景観に馴染みやすい黒い家に仕上げることができます。
愛知・名古屋の国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、1棟ずつ丁寧に設計することを心掛けております。
黒い家のデメリットを対策したうえで、デザイン性を高めた黒い家をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
黒い家と相性の良い外構・内装のポイント

黒い家と相性の良い外構や内装にするためのポイントをご紹介します。
外構

黒い家はかっこよさやスタイリッシュな印象を持つため、外構も似たようなスタイルで仕上げる方法がおすすめです。
コンクリートなどの無機質な素材、直線的なデザインのカーポートや門柱を選ぶと、建物と調和する外構をつくりやすくなります。

コンクリートは、表面を削って砂利を見せる「洗い出し仕上げ」を取り入れると、シンプルな外構の中に深みのある表情を演出できます。
自然石でかっこよさを演出し、植栽や芝の緑で柔らかさをプラスするなど、自然素材との組み合わせを楽しむ外構もおすすめです。
内装
黒い家の内装デザインは、かっこよくシンプルなデザインだと外構との調和が図れます。
デザインの一例をご紹介します。
【黒・白を基調としたモダンテイスト】

モノトーンカラーでコーディネートしたモダンスタイルの内装です。
黒い外観とのつながりをつくりやすく、モダンで洗練された印象を室内にも取り入れられます。
【白を基調としたシンプルテイスト】

黒い外構とは対照的な、シンプルな白を基調とした明るい内装です。
色の対比によって、室内の明るさや開放感がより強まります。
【木目を多く取り入れたナチュラルモダンな内装】

化粧柱や天井などにも木目を取り入れた、ナチュラルテイストな内装です。
部分的に黒を取り入れたり、落ち着いたトーンの木目を選んだりすることで、モダンな黒い外観と調和するデザインに仕上がります。
まとめ
黒い家はかっこよさやスタイリッシュなデザインが魅力で、モダンスタイルの外観に採用されることが多いです。
木目・グレー・白などの色味を効果的に取り入れることで、黒の圧迫感などを軽減しつつ、落ち着きと上質感のある外観にすることができます。
理想の黒い家に近づけるために、デザイン力があってモダンスタイルの施工実績が豊富な住宅会社に相談しましょう。
国松工務店は、「家を創り、家族を創る」をモットーに、快適性とデザイン性にこだわった家づくりをする名古屋の工務店です。
60年以上にわたり愛知県で家づくりを続けてきた弊社に、ぜひお気軽にご相談ください。
監修者情報

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